3か月で15キロも投球スピードが上がった特別な練習法は
こちらピッチャーが投じるボールの球質を表現する上で、よく使用されるフレーズが「キレ」。
ここでは、ストレート(直球)の「キレ」について解説してみます
「キレ」のあるストレートは…↓
『地面と垂直方向のバックスピンが多くかかっているストレート』です
地面と垂直方向の…ざっくり言うと、きれいなバックスピンのかかったボールということ
これにより、ピッチャーの指先から放たれたボールは、上下左右に揺れる(曲がる)ことなく真っ直ぐにキャッチャーに向かうわけで、いわば最短距離でキャッチャーミットに届くということになる。
また、より多くのバックスピンがかかると空気抵抗が減るため、”初速:指先を離れた瞬間の速度”と”終速:キャッチャーミットの収まる直前の速度”の差が小さくなります。
”初速”と”終速”の差が小さいということは、減速が少ないということで、「キレ」のないボールと比較すると引力による落差が少なくなる。
バッターはボールの球筋を想定してバットを振るわけですから、減速・落差が少ないとなると、当然バッターはボールが浮いてくるような「伸び」感じもするわけです
つまり、きれいなバックスピンが掛ったボールは、「キレ」があり、バッターには「伸び」も感じるということ
そうなると「キレ」のあるストレートを投げたくなりますね…。
それにはまず、下半身から上半身・手首など全身を鍛えておくことが前提になります。
そうした中で、「キレ」を生むスピンをかけるためには、テークバックをし腕を振っていく際に投げる方の腕の肘をうまく使い、確りと指先を引っ掛けてリリースすることです。
また、指先の爪に至るまで体のケアをしておくことも肝要。
日本プロ野球界において、「キレ」で勝負するピッチャーといえば、福岡ソフトバンクホークスの和田毅投手と、千葉ロッテマリーンズの成瀬善久投手が思い浮かびます。
彼らは、振っていく腕がバッターから極力見えづらくなるように、腕を体に隠すようにテークバックしていきます。
そのボールの出所が掴みづらいピッチングフォームから、「キレ」のあるストレートが飛んでくるわけで、140km以上出すピッチャーがたくさんいるのに、130km台のストレートで三振を奪っていきます
3か月で15キロも投球スピードが上がった特別な練習法は
こちら
posted by 野球王まこと at 02:36|
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