2011年の日本シリーズでは、中日ドラゴンズの落合監督が、福岡ソフトバンクホークスの内川選手がバットのグリップにテーピングをしていることについて「バットの形が変わっているのでは?」と審判を通じ疑問を投げかけたシーンがスポーツニュースでよく取り上げられました。
バットのグリップは、打つ道具であるバットにバッターが触れる部分。
その太さや、グリップエンドの形状によって、握る感覚は大きく異なります。
ここでは、おおまかになりますが、3タイプのグリップエンドの形状についてご説明します。
@スラッガー型
・細めのグリップ
・グリップを上にバットを持った場合、グリップとグリップエンドが綺麗なT字になっている形
・バットの長さ及びバッターの手首の力を最大限に利用できる
・長距離ヒッター向き
A中距離型
・やや太めのグリップ
・グリップを上にバットを持った場合、T字の交差する部分がやや太めになる
・バランスの良い安定した振り抜き・打撃感がある
・その名の通り中距離ヒッター向き
Bタイカッブ型
・太めのグリップ
・グリップを上にしてバットを持った場合、T字にならず、ほぼ三角形のように見える
・バットの操作性が向上する
・アベレージヒッター向け
おおまかに3通りを説明しましたが、実際はそれぞれの中間、そのまた中間と、多様性があります。
グリップの感覚は、人それぞれ。
グリップエンドの形で選ぶよりも、自分が握った感じでどれがフィットするのかでバットを選んだ方がよいでしょう
いろんなバットを試して(振ってみる・打ってみる)、それぞれの特徴を感じてみるのもよいでしょう
プロの選手には、試合に複数のバットを持ち込み、それぞれのケースによって、求められるバッティングに合うバットで打席に入る選手もいるようです。
それくらいグリップエンドの形状は影響があるということです
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