埼玉西武ライオンズの”おかわり君”こと、中村剛也選手
いまや、ホームランといえばこの選手ではないでしょうか
何よりも、日本プロ野球界全体のホームラン数が激減した2011年シーズンでも、そのホームランの数を落とさず、ホームラン数2位の福岡ソフトバンクホークスの松田選手に23本差をつけた計48本のホームランをかっ飛ばしていることは、驚嘆に値します
その中村選手ですが、毎打席ホームランを狙っているそうです。
専ら、『ヒットの延長がホームラン』ではなく、『ホームランが短くなってヒット』ということ…。
そして、バッティング開眼のきっかけは、ミートポイントを前にしたことだそうで、これがハマったらしく、それは以前紹介した内川選手と逆の方法になりますから面白いものですね。
現在の西武ライオンズの打撃コーチを務める土井正博コーチは、「生粋のホームランアーチスト」と表現しているシーンを見たことがあります。
理由は、右手の押し込みによって飛距離を出しているところ。
その感覚は、左手にデッドボールが当たった次の打席で、左手にまだ痺れが残っていた打席で、右手の押し込みによってホームランを打った時に確かなものになったそう。
ちなみに、2011年シーズンにおけるホームラン以外の数字は、打点116(1位)打率2割6分9厘(13位)三振134個(1位タイ)。
打率は低めで、三振も多いものの、やはりホームランと打点の二冠王ということで、ピッチャーはまず気を抜くことはできません。
三振の多さも気になりますが、常にフルスイングしている証しともいえるでしょうし、その姿勢こそが中村選手であり、4番としての資質ともいえるのではないでしょうか。
柔らかい構えから、軸足にしっかりと体重を乗せて、グイッとスタンドにボールを運ぶシーンは、まだまだファンを魅了しそうですね〜
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