”バットコントロール”という言葉がありますが、この言葉について皆さんはどのようなことを指し示していると思いますか?
●ヒットゾーンにボールを飛ばす能力
●バットにボールを当てる能力
●左右広角に打球を飛ばす能力
このような感じではないでしょうか…
直訳すると、「バットを操作する」と言うことになりますが、バッター(打者)を評価する上では、この”バットコントロール”が、「ある」「ない」「上手」「下手」などで表現されると思います。
では、ここで筆者なりの定義をさせていただきますと、”バットコントロール”とは↓
【バットの芯でボールを捉える能力】
このようになります
この能力が高い結果、ヒットは増えますし、三振も少なくなる。
どんなコースにボールが来ても、芯で捉えることができるから、必然的に広角に打てるということです。
しかし、イチロー選手や内川選手など、”バットコントロール”が良いと言われる打率の高い選手が放つヒットが、必ず芯で捉えているわけではありませんよね…
彼らのヒットでは詰まった当たりで、野手の間にポトリと落としたり、ボテボテの内野ゴロで内野安打にしたり、内野手の間をしぶとく抜けたりという打球も多いもの
これこそが、”バットコントロール”の良い選手の真髄になると思います。
根本的に、バットの芯でボールを捉える能力が高いからこそ、あえて詰まらせて狙った所へ打球を飛ばすことができるのだと思います。
では、”バットコントロール”をよくするにはどうすればよいのか?
やはり素振りとトスバッティングになるのではないでしょうか。
ただ素振りをするのではなく、しっかりとコースおよびそのコースの応じたミートポイントを意識した素振り。
あらゆるコースをセンター方向に弾き返す(実際は投げ役に打ち返す)トスバッティング。
これらを入念に行うことで、”バットコントロール”は向上するでしょう
ただ、”バットコントロール”を意識するあまり、当てにいってスイングする力が弱まってはいけませんよ〜
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