「走・攻・守」と言うように、野球においては、走力と打力と守備力は別々に評価されることが多いです。
しかし、走力…走塁力と打力は密接な繋がりがある
それは、イチロー選手のヒット(安打)に内野安打が多いことなどからも比較的容易に想像できるのではないでしょうか。
では、走塁がバッティングに影響するシーンを列挙してみます。
★セフティバントという選択肢が生まれる
★打球の行方によっては単打が二塁打になり、二塁打が三塁打になる
★「フライさえ上げなければ可能性が生まれる」と心に余裕ができる
★走塁の良い選手が走者としていれば、好機でもバッター(打者)のプレッシャーが減る
などなどですが、いかがでしょうか…
セフティバントは、足の速いバッターの特権みたいなところがありますよね〜
相手守備陣がセフティバントを警戒して、前のめりになってくれば、その間を抜く可能性も高まります・
二つ目は、単打が長打になるってことです
走塁力の高い選手が、ライン際にポトリと落ちる打球を二塁打にしたりするシーンは痺れますよね。
「フライさえ…」というと、極端な考え方に聞こえるかもしれませんが、無駄な力が抜けてくる面もあるのではないでしょうか…あるいは、「多少詰まっても…」ということで、よりよくボールを見ることに繋がったりも…
最後の1つは、ランナーの走塁力がバッターに影響を与えるシチュエーション
無死あるいは一死で、3塁ランナーがいる場面で、「定位置かそれより深い外野フライを打たなくては!」が「浅い外野フライでも1点」「(相手守備陣の位置にもよりますが)内野ゴロでも1点」となると、プレッシャーは相当減るのでしょう。
そして、打点に繋がると数字にも残る。
やはり、走塁は重要ですし、チーム全体の攻撃力に多大なる影響を与えるということです
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