「脇を締めて打て!」と、指導されたことがある方は多いと思います。
『脇が甘い』という慣用句がありますが、これは元々相撲用語で、『脇が甘い』と相手に有利な組み方になってしまうことからきています。
ちょっと話が横道に入りましたが、若干つながりがありますので…
相撲において相手に有利な組み方になってしまうということは、『脇が甘い』ことによって、力が入らないことが原因なのです。
本筋に戻ってきました…つまり、バッティングにおいて『脇が甘い』と力強いスイングができないということ
これは、立てつけの悪い引き戸を操作するときに例えることができます。
動きの悪い引き戸を動かそうとするときに、脇を開けて戸を持つ方はいないはず。
何故なら力が入らないから。
立てつけの悪い引き戸を動かすときは、脇を締め、肘を曲げて戸を持って動かそうとするはずです。
この、【脇を締め、肘を曲げて】
がバットをスイングする際にも活用できる、最も力が入る状態と言えるでしょう
まとめるとこういうことになります↓
◎脇を締めてスイング◎
●力が入る
●バットのヘッドが立つ
●インサイドアウトのスイングにつながる
×脇が空いたスイング×
●力が入らない
●ピッチャー寄りの脇が開くとバットのヘッドが下がる
●ヘッドが先に出がち
調子が悪いとき、スイングがおかしいときなど意識すると矯正することもできるでしょう。
バットをスイングするときに、脇を締めることをお忘れなく!
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