アメリカのシアトル・マリナーズに所属するイチロー選手のバットの形は、1991年にオリックス・ブルーウェーブ(当時)入団してから今まで全く変わっていないらしいです。
ミズノ製の篠塚和典モデルがベースになっているとのこと。
バット職人とも呼ばれた篠塚氏が使用していたバットの形が、「チカチカと輝いて見えた」とのことですから、相当な出会いであったのだろうと思います。
筆者もそうですが、自分のバッティングがおかしくなると、バットを変えたりすることはよくあることではありませんか?
決して、バットを変えることを否定しているわけではありません。
ただ、イチロー選手については、そのバットを作るバット職人さんでさえ「これほどバットを変えない選手はいなかった」とのこと。
そうする理由は、自分の調子にバットを合わせるのではなく、バットに自分を合わせるということを行っているから…
ちょっと、分かりづらいところに来てしまいましたね
しかし、次のこと聞くと、その感覚が垣間見えるかもしれません。
【人の道具は一切触らない】
これは、マリナーズで一時期チームメイトであった、現阪神タイガースの城島健司選手が明かしたことですが、つまり、”人の道具を触る(持つ)ことによって、(自分の道具とは異なる)それらの重さや感触などが自分自身の手に残るのがイヤ”ということ。
驚きですよね
ただ、バットを変えないということや人の道具を触らないということを奨めているわけではありません。
この考え方は、実践せずとも参考にはなると思うのです。
バットを変えるということは、バッティングも変わるということに気付きますよね
その変化は、良い方向に変わることもあるでしょうが、悪い方向に変わることもある。
そういうことも意識してバットを変えているのかということです。
少なくとも筆者は「なんとなく」やっていました
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