バッティングを行っている時、「リラックスして」とか「肩の力を抜いて」とか言われたことがある人は多いかと思います。
逆に言うと「力むな」ということなのですが、これについて深く考えたことはありますか?
構えた時点から、体に力が入ってしまっている…つまり「力んでしまっている」場合のデメリットは、どのようなボールがくるのかわからない後手を踏む立場であるバッター(打者)でありながらも、柔軟な対応ができないということや、スムーズなバッティングフォームで打つことができないことなどがあります。
しかし、スイングしてインパクトする際は当然ながら力を入れなくてはなりません
そうなると、「リラックスして」「肩の力を抜いて」という掛け声と矛盾を感じる方もいるのではないでしょうか…
あるいは、『どこから力を込めればよいのか?』という疑問を持つ方もいるかもしれませんね。
バッティングにおいて、「力を抜く」ということの本当の意味は…↓
【インパクトの瞬間だけ力を込める】
↑こういうことです
その原理は、次のことを試してみればわかります
@立った状態で片腕を地面と平行に伸ばす
A人にその腕を上から叩いてもらう
上の@とAを実行する上で、”伸ばした腕に力を入れ続けている”場合と、”叩かれる瞬間だけ力を入れる”場合と試してみてください。
”叩かれる瞬間だけ力を入れる”と、腕が下がらないはずです。
バッティングでいうと、球威に負けないはずですし、裏を返すと最も力を伝えることができるということ。
「リラックスして」「肩の力を抜いて」という掛け声を、自分自身で「インパクトの瞬間だけに集中して」ということに置き換えるとバッティングが変わってくるかもしれませんね
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