野球において、ノックは主として守備練習で行うもの
ノッカーは、自らトスしたボールを打ち、その打球を守備陣が裁き、守備力を鍛えるというのがノックの趣旨。
このノッカー役をすることが、バッティング練習になることもあります。
あの長嶋茂雄氏も、バッティングの調子が悪い時にノッカーをやることで調子を戻していったこともあるようです。
ノッカーする事で得られるものとは次のようなことではないでしょうか↓
@ボールをよく見る感覚
Aボールをしっかりとらえる感覚
Bスイングの矯正
@とAについてですが、自分でトスを上げて打つという流れの中では、ボールを点で捉えなくてはなりません。
ですので、ノッカーの役割を果たす上では、ボールをよく見ることと、確実に捉えることが求められますし、それにより@とAの感覚を鋭くすることができるというわけです。
そしてBです。
これは、ノックをしながらも何かしら意識することが前提となります。
例えば、フォロースルーを大きくしたい場合は、ノックにて打球を捉えた後に、右手(左バッターの場合は左手)を離し、左手一本(左バッターの場合は右手)でバットを引っ張らせることがフォロースルーを大きくすることに繋がったりする。
他にも、フォロースルーを極力取らないようにすることによって、手首の返しが早いのを矯正されたりしますし、福岡ソフトバンクホークスに所属し、以前三冠王に輝いたこともある松中信彦選手は、左手(右バッターの場合は右手)で押し込む感覚を掴むために、ノックする際にポール際にフェードをかけるように打つことを行ったりするらしいです
しょっちゅうノックをする必要がありませんが、たまにノッカー役を買って出ることもバッティングの向上に繋がるのではないでしょうか
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