3番打者です。
3番打者から5番打者までの3選手は、専ら”クリーンナップ”と呼ばれ、チームの主軸としての活躍を求められます
”クリーンナップ”の一人目である3番打者は、どういった能力・役割を求められるのでしょうか?
チームの攻撃の形としては、やはり1番・2番が出塁をして、3番から始まる”クリーンナップ”の打力で得点を奪うというものがあるはずですし、逆にその形が取れなかった場合には、ランナー(走者)なしで3番打者に回ってきますから、その場面では出塁を求められるでしょう。
このように考えると、3番打者に求められるものは、次のようなことになるのではないでしょうか。
★基本的な打撃力の高さ
★場面に応じた打撃の切り替え
★ボーダーより上の走力
つまりは、バッターとしての総合力
世の中には、『3番最強説』という言葉もありますから、上記のような能力が求められると考えるのは、当たらずも遠からずだと思います。
この『3番最強説』は、もともとアメリカメジャーリーグにある考え方のようですが、この説のメリットは、初回に必ず打順が回ってくるということと、次の4番打者も打撃力が高いので、フォアボールで歩かせることも難しいということ。
つまりは、相手ピッチャーにかけるプレッシャーが違ってくるということです。
周知のことと思いますが、日本では4番打者が最高の打者という考え方もありますから、どちらが良いかはチーム事情によってさまざまあるでしょう。
ただ、2011年シーズンの日本プロ野球を見てみますと、パ・リーグを制した福岡ソフトバンクホークスの3番打者は内川選手で首位打者を確実なものにしていますし、読売ジャイアンツの長野選手は首位打者争いをしています。
この2選手は打点も高い数字を残していますね
また、ON砲(王・長嶋)においても世界のホームラン王である王選手は3番打者でした。
あくまでも『3番最強説』は一つの考え方です。
チームを構成する個々の能力を総合的に考えて打線は組まれることを踏まえておきましょう
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