前回はバッターボックスの前方に立つことについて書きましたが、今回はその逆。
バッターボックスの後方に立つことに関してです。
結論から言うと、(またしても一概にいうことはできませんが)速球は打ちやすくなり、変化球は打ちづらくなる。
その理由も、バッターボックスの前方に立った場合の逆。
●ピッチャーとの距離が長くなる
●ピッチャーの投げるボールを見る時間が長くなる
●ピッチャーがボールを放ってから届くまでの時間が長くなる
上の3項目が、バッターボックスの後方に立つことによって発生する現象
私が知る限り(見てきた限り)、どちらかというとバッターボックスの後方に立つバッターのほうが多いように思います。
プロ野球選手でも、バッターボックスの一番キャッチャー寄りの位置に軸足を据えているバッターをよく見かけます
やはり、少しでも長くボールを見て、球種・コースなどを見極めることを重要視しているのでしょうね。
そして、相手ピッチャーの球速・持ち球の種類・制球力などをよく観てから、(立ち位置だけの話ではありませんが)攻略法を考えていくことも戦術と言えると思います
もちろん、立つ位置を必ず変えなくてはならないというわけではありませんし、どちらかというと立つ位置は変えずに、目と体を相手ピッチャーのボールに慣らしていくバッターのほうが多いかもしれません
また、極端に前方に立つバッターは見たことがありません。
まぁ、前に立ちすぎると踏み込んだ際にバッターボックスからはみ出てしまいますから、さすがにそういうことを気にしたくはありませんから…
最後になりましたが、バッターボックスの前方に立つ場合と後方に立つ場合、くどいようですが距離が変化し、それによって0コンマ数秒の違いが出るということは知っておくべきでしょうね
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