バッターボックスのサイズは、182cm×121cm。
このボックス内において、バッター(打者)はどこに立ってもよいことになっています。
ここでは、このバッターボックスの前方に立つことについて記述します。
バッターボックスの前に立つことによる現象は次の通り
●ピッチャーとの距離が短くなる
●ピッチャーが投げるボールを見る時間が短くなる
●ピッチャーが投げてからヒッティングポイントに来るまでの時間が短い
上の3項目ですが、「同じことを言っているだけじゃないか!」と思う方もいらっしゃるでしょう。
ただ、これらの現象は物理的なもの。
重要なのは、ピッチャーが投げるボールがどうなるのかです
1つは、距離が短くなり、ボールの到達時間が短くなるのでスピードは速く感じるでしょう。
2つは、距離が短くなるので、基本的に変化球の変化の度合は少ない…変化しきれないということ。
一概には言えませんが、速球は打ちづらくなり、変化球は打ちやすくなるといえるわけです
変化球の多い、いわゆる軟投派に対しては、バッターボックスの前方に立つことは有効かもしれませんね
また、バッティングが泳ぎ気味のバッターもバッターボックスの前方に立つ効果があると思われますよ。
その要因は、上に書いた通りです
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