バッティングにおける「ヘッドアップ」は、バットのヘッドがどうこうではなく、バッター(打者)自身の頭(頭部)がアップする(上がってしまう)こと。
不調のバッターによく表れる症状
「ヘッドアップ」のデメリットは次の通り。
●ボールから目が離れる
●体の開きにつながる
きっちりとボールを捉えることができず、力強い打球も飛ばないということですね
何故、ヘッドアップしてしまうのか?
その原因と推測されるのは、(力が入りすぎている)(飛ばそうという意識が強すぎる)(スイングが大きすぎる)(既に体が開き始めてる)これらのいづれかではないでしょうか…
ただ、難しいのは「ヘッドアップ」している事実に自分自身が気づきにくいこと。
コーチやチームメイトからの指摘が入ればよいのですが、自分自身ではなかなか気づかない
気付かなければ気付かないほど、不調の期間は長くなります
では、救いの一手を…。
その改善法は、『あごを引くこと』
これは予防法にもなります。
構えの時点からあごを引いておくという意識を持って、スイングを開始する。
あごを引くことに加え、しっかりとボールを引き付けることで「ヘッドアップ」は改善されるはずです
「ヘッドアップ」は、不調の時に現れると書きましたが、不調の始まりともいえます。
つまり、調子が良いときにスイングが雑になってきたり、より遠くに飛ばそうという意識が強くなってくると…「ヘッドアップ」しちゃうわけ。
常に好調のバッターはいません。
不調の際の、原因追究の対象として「ヘッドアップ」もありうるということですね。
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