選球眼(センキュウガン)…「球を選ぶ眼」…すなわち「ピッチャーが投げたボールが、ストライクなのかボールなのかを見極める力」のこと
好打者である条件の一つに選球眼が良いことは挙げられるでしょう。
では、選球眼が良いことによるメリットは何でしょうか?
●フォアボール(四球)が増える
●フォアボールが増えると出塁率も増える
●バッター有利なボールカウントになる可能性が高くなる
●自分の好きなコース/球種が打てる
とりあえず、4項目挙げてみましたが、上の3つについては、ある意味共通事項でもあります
選球眼が良いと、きわどいコースの見極めができますから、選球眼が良くないバッターよりもフォアボールになる頻度は高くなります。
また、厳しいコースのボール球を見逃すことにより、相手ピッチャーは少なからず前のボールよりも甘めに投げなくてはなりませんし、ボールカウントが先行した場合は、ストライクを取りに行かねばならず、この場合も甘めに投げてくる確率がアップ
それらの、甘めに来たボールを確りと捉えていくことで、ヒットを打つ確率もアップ
選球眼が良いと、いいことづくめです
そして、4つ目。
この項目は、選球眼を単なるストライク/ボールの見極める力としてだけではなく、【自分がヒットできる確率が高いボールか否か】を見極める力として評価します。
いわゆる”好球必打”ができる力というわけです。
自分が得意とするボールを打つわけですから、これもまたヒットを打つ確率がアップしますね。
これだけのメリットがあれば、すぐにでも選球眼を鍛えたいところですが、これを鍛える術はありません…
対戦ピッチャーは十人十色であり、ピッチャーが100回投げれば100通りのボールになるわけですし、それに加えて、球審によってもストライクゾーンが若干変わってきますからね…
より多くの経験を積むことしかないでしょう…。
裏を返せば、先天的なものでもないということ。
ボール球を打ってヒットになる確率は低いです。
ストライクだけを打つ力…選球眼をよりよくしたいものです
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