「打ち損じ」…これすなわち失敗です
バッティングにおいて「打ち損じ」をなくすことはできません。
これは、プロ野球選手でさえ「打ち損じ」することからも証明できるでしょう。
10年連続シーズン200本安打を達成したアメリカ・メジャーリーグのマリナーズに所属する、あのイチロー選手でも「打ち損じ(イチロー選手はよく”ミスショット”という言葉をよく使うような…)」することがあるのです!
ではなぜ「打ち損じ」が発生するのでしょうか?
この「打ち損じ」の最たる原因は『力み』であると筆者は思います。
しかしながら、『力み』を完全に取り去るのは不可能
なぜなら、バッティング…バットを振る際には、体のほぼ全身に力が入るから!
ということは、ほどよい『力み』は必要であり、『力み過ぎ』がよくないということ
『力み過ぎ』がよく表れるシチュエーションは、次のような時でしょうか…
@味方のチャンス時などで、「俺が打たなくては」と気負いすぎる時
A長打を狙っている(遠くへ飛ばそうとしている)時
B相手ピッチャーの投じたボールが、バッターである自分自身の読み通りであった時
C自分が好きなコースや甘めののボールが来た時
もちろん上記@〜C以外でも『力み過ぎ』てしまうシチュエーションはあります。
ちょっとだけ解説すると、@とAは打席に入った時点から『力み』が発生している
この場合は、結果として打ち急ぎして、泳いでしまうことに繋がりがち。
BとCでは、ピッチャーがボールを放った後の『力み』。
「キタ〜」「いただき〜」という時に力が入り過ぎちゃうシーン。
この際は、ちょっとボールの下を叩いてしまいポップフライになってしまったりするもの
結局、『力み過ぎ』=【普段通りのスイング/バッティングができない】ということですから、これを避けるためには…常に自分自身の100%の力を発揮できるメンタルが必要ということ。
つきつめていくと、どれだけ練習を積み重ねているかということですね
0にはできませんが「打ち損じ」を減らしていけば、必然的に打率は上がっていくでしょうし、チームへの貢献度も向上していきます
ただ、考え方としては、(「打ち損じ」を減らす)よりも(自分のスイングを心掛ける)のほうがポジティブで良いのではないでしょうか
打率2割の私が、ホームランバッターになれた方法はこちら