混同しないでください!
この記事におけるタイトル「右打ち」は「右バッター」のことです。
つまり、ピッチャーから見るとホームベースの右側の打席に立つバッター。
「右バッター」の方がわかりやすそうなので、ここからは「右バッター」を主語にしていきます
「右バッター」は、もっぱら利き腕が右である人。
人間は利き腕が右である人の方が多いので、絶対数としては「右バッター」の数が「左バッター」の数より多い。
何故、右利きの人が「右バッター」になるのか?
これは、筆者も一時期疑問に思ったことなのですが、バッティングで力を使うのは引き手…ピッチャー寄りの腕です。
「右バッター」の場合、左手が引き手になりますから、逆じゃないのか?…と本気で考えました
ただ、右利きが「右バッター」になる根本的なメリットは、投げる運動と軸足および腰の回転する方向が一緒であることのようです。
右利きの投げる体の使い方と、「右バッター」が打つ体の使い方が類似しているということですね。
「右バッター」の特徴は、これまでに記述したことと重複する部分もありますが、長短含めて下のようなこと。
★絶対数が多い
★右ピッチャーと左ピッチャーを比べると、左ピッチャーの方が打ちやすい
★「左バッター」や「スイッチヒッター」に転向する人がいる
★「左バッター」と比べると、一塁までが遠い
器用さや長打力などについて、「右バッター」と「左バッター」の差は、あまりないと思います。
違うことを上げるとすれば、「右バッター」は「左バッター」より一塁が遠いため、内野安打などの足で稼ぐヒットは少ないということでしょう。
<参考>
2011.9.17現在の日本プロ野球打撃成績におけるTOP10の「右バッター」と「左バッター」の比率
【打率】
セ・リーグ:「右」5人「左」5人/パ・リーグ:「右」4人「左」6人
【ホームラン】
セ・リーグ:「右」8人「左」2人/パ・リーグ:「右」7人「左」3人
【安打数】
セ・リーグ:「右」8人「左」2人/パ・リーグ:「右」3人「左」8人(パ・リーグは同数9位が3人いるためTOP11になっています)
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