バッティングの練習方法の一つに、ティーバッティングという練習方法があります。
「ティー=tee」であり、これはどちらかというとゴルフでよく耳にしますね
ゴルフの各ホールの第一打目を打つ場所をティーグラウンドと呼び、そこでボールを打つ際「ティー」というボールを乗せる針のような道具を地面に刺し、「ティーアップ」してから第一打目を打ちます
つまり、「ティー」はボールを乗せる台を指します。
さて、本題です。
バッティングにおけるティーバッティングには、おおよそ2通りのやり方があります
@ティーバッティング
<やり方>
・ティースタンドにボールを置き、打つ
<効果>
・バッティングフォームのチェックと確認・修正
・ミートポイントのチェックと確認・修正
<備考>
・ティースタンドの立てるポイント(内外高低)を変更することでバリエーションが増える
・止まっているボールを打つ
・ネットがあれば一人でもできる
Aセットアップ・ティーバッティング
<やり方>
・ボールをトスする役の人が斜め前からトスしたボールを打つ
<効果>
・@と同様
<備考>
・トス役がトスするコース(内外高低および場所)によりバリエーションが増える
・動いているボールを打つ
・2人以上が必要
一般的には、ティーバッティングというとAの方を思い浮かべる人が多いかもしれません(少なくとも筆者はそうです)。
丸い穴が開いていて、そこに打ったボールが溜まるようになっているネットに向かって行うことが多く、練習スペースもあまり広くとりません。
ロングティーといって、通常のダイヤモンドを使って行うこともあります。
その場合は必然的に広い場所が必要。
ロングティーを行う際は、フォロースルーを大きくする練習にもなるはず
止まっているボールあるいは、動いているとしてもすこぶる緩いボールを打ちますので、的確にバットの芯で捉えることと、それぞれのコースに合ったスイングを心掛けることが重要であり、この練習の肝といえます。
一部の意見として、止まっているボールであったり、斜め前からトスされたボールであったりと、実戦では絶対にないシチュエーションであること、特に斜め前からのトスについて引っ張る(センター返しを考えるとトス役に当たる)スイングの癖がついてしまうという考え方もあります。
正面からトスできればよいのですが、それはトス役に危険が伴いますからね…。
ただ、バッティングフォームを固めることと、ボールを強く叩く感覚を養うことができるので、筆者はやっていい練習だと思っています
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