バスターって耳にしたことありますよね?
その定義は↓
【バントの構えからヒッティングする打ち方】
まずは、その語源を紐解きますと、「Bastard Bunt」を略したところからきています
「bastard」には、”雑種の”とか”贋の(にせの)/紛いの(まがいの)”という意味がありますので、直訳すると、「贋のバント」ということで、定義そのもの。
そのやり方は、次の通り。
@ピッチャーの投球動作が始まる前からバントの構えをしておく。
Aタイミングを合わせて、バットを引き、そのままスイングに入りヒッティングする
基本的には、ランナー(走者)がいるシチュエーションで、相手守備陣のバントシフトを誘う戦法として用いられ、それにより攻撃チャンスの拡大を狙うために活用されます。
また、常にバスターを活用するバッターもいますね。
戦法ではなく、バッティングとしてのバスターのメリットは…↓
★体がピッチャーに正対するため、ボールの出所からよく見える
★スイング自体がコンパクトになる
バスターは、長打を狙うバッティングではないということです。
バットを引いてから打ちに行くわけですから、勢いが付きそうですが、実際は通常のスイングに比べ”バットを引く”という動作が増えているわけですから、テークバックがコンパクトになり、普通に構えてスイングするよりも弱いスイングになりがち。
ただ、ボールをよく見ることができることと、タイミングを合わせやすいことから、パワーのないバッターや、よくボール球を振ってしまうバッター、そして、ちょっと調子を崩しているバッターなどは、やってみる価値があるかもしれませんね。
いづれにしても、バスターという引き出しがあることは、必須ではないものの、あれば役に立つということですね
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