「流し打ち」のうまいバッター(打者)は、好打者に見られますよね。
特に、左バッターの流し打ちによるクリーンヒットには、”華麗な”という形容動詞がつきもの。
筆者は、少年時代は読売ジャイアンツの篠塚選手の「流し打ち」に憧れ、近年は現マリナーズのイチロー選手の「流し打ち」に痺れています
その「流し打ち」のポイントです↓
@おっつける
A狙うのはあくまでもセンター方向
『おっつける』とは、日本の国技である相撲でも使われる用語です
相撲では、自分のまわしを掴んでいる相手の腕を、自分の腕あるいは手で押しつける(押し上げる)ことを指します。
この相撲で『おっつける』動作をしてみればわかりますが、『おっつける』と脇が締まります。
つまり、野球における『おっつける』は、よーくボールを引きつけて、しっかりと脇を締めて打つことを指すわけ
ボールを引きつけ、脇(特にキャッチャー寄りの腕の脇)を締めて打つと、自然とインサイドアウトのスイングになるはず。
特に、インコースのボールを「流し打ち」するスイングをしてみると明確にインサイドアウトのスイングになるはずですし、体の使い方もそうなるでしょう
また、「流し打ち」をしようとすると、右バッターならライトを、左バッターならレフトを狙いがちですが、そのような極端なやり方を続けてしまうと、実戦(試合)向きではないスイングになってしまいます。
よって練習時は、右バッターならセカンドとセカンドベースの間を、左バッターならショートとセカンドベースの間の方向を狙って打つことです。
その練習を積めば、実戦でも「流し打ち」ができるようになるでしょう。
打率2割の私が、ホームランバッターになれた方法はこちら