以前も書いたことがあるかと思いますが、バッティングでは10回に3回ヒットを打てば好打者といわれます。
半分以上失敗してしまうわけです
世の中で、半分以下の確率でしか成功しなくても評価されるのは、あんまりないのではないのでしょうか…。
…ということは、「バッティングって難しい!」ということ。
その理由には、次のようなものが挙げられます。
@動いているボールを、バットを振って捉えなくてはならない
A失敗するとフォローが効かない
テニスや卓球なども動いているボールを、ラケット(野球でいうとバット)を振って弾き返すスポーツですが、それらラケットはボールより広い面積を持ち、実際にボールを捉える面は平らな道具です。
しかしながら、野球のバットは、ほぼボールと変わらないくらいの幅しかなく、かつ表面は丸くなっています。
バットに当てることさえ困難であるのに、さらにタイミングを合わせてバットの芯付近でボールを捉えなくては、強い打球は打てませんし、強い打球が打てなければヒットにはなりづらく、必然的に打率は下がっていきます
テニスや卓球では、相手コートのラインの外側に打ってしまっては失敗(アウト:相手への加点)になってしまうものの、多少タイミングがずれたり打ち損じてしまったりしてもコート内に打ってさえいれば得点できる可能性は0%にはなりません。
ところが、野球では凡打してしまえば、その打席は終わりになってしまいます。
これら@およびAを踏まえ確率論を土台にして考えると、なかなかヒットを打つのは困難なもの。
これらの理由によって、「3割打てれば一流」との評価が生まれるのです
ただし、この3割理論に固執するべきではありませんので要注意
失敗の打席から何かを得ることができますし、「失敗は成功の母」というフレーズも、失敗の打席から何かを模索することで日の目を見るフレーズでなはいでしょうか。
毎打席毎打席、きっちりと準備をして臨むことこそが、重要なのです
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