手首…英語ではリスト(wrist)
バッティングにおいて、「リストが強い」とか「リストが効いた」などと表現することがあります。
つまり、リストは非常に重要な役割を果たしているということ
それは、下に書くようなことです。
<ピッチャー寄りの手(右バッターの左手・左バッターの右手)のリスト>
●スイングされるバットの角度を保つ
●インパクトの瞬間に、ての原理でバットのヘッドを最大限に利かせる
<キャッチャー寄りの手(右バッターの右手・左バッターの左手)のリスト>
●スイングがボールに負けないように支える
●インパクトの瞬間に押し込むように使うことで、飛距離を出す
要するに「リストが強い」バッター(打者)は、バットをきれいにスイングしながら、相手ピッチャーが投げるボールの球威に負けず、強くは生き返すことができるバッターだということ
もちろん、タイミングが合って、最も力の出るミートポイントでボールを叩くことが前提ですが…。
また、「リストの返しが早い」と指導されたことがあるバッターも、いらっしゃいますよね?
「リストの返し」が速いと、”こねる”バッティングスイングになってしまいます
ゆっくりと素振りをしてみて、へその前をバットが通過する際に、グリップを握る上の方の手(右バッターの右手・左バッターの左手)の甲が上を向くように振ってみてください。
その瞬間が”こねる”です
バットのヘッドが瞬間的に前に出てしまいますよね
バットスイングの中では、必ずリストが返りますが、「リストの返しが早い」→”こねる”→スイングパワーをボールに伝えることができない→力強い打球が飛ばない→『凡打』となるわけです。
リストの役割と、スイングの際にあるべき姿を確りと意識して打ち込んでいきましょう
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