『インサイドアウト』という用語ですが、ゴルフで耳にしことがある方がいらっしゃるかも知れません
スイングに関する言葉なのですが、野球にも『インサイドアウト』というスイングの仕方が存在します。
この『インサイドアウト』の定義は、下の通り↓
【バットのヘッド(先端)が遅れて内側から出てくるスイング】
つまりトップの位置から、グリップの方が先に出てくるわけ
この『インサイドアウト』のメリットは、次のようなものですね
@ヘッドを利かせてボールを叩ける
Aインサイドの速いボールにも対処できる
B脇が締まり力強いスイングができる
@については、金槌で釘を叩くところを想像してみてください。
柄の部分を握り、頭の部分(実際に釘にぶつける部分)が柄の部分より遅れて出てきて釘を叩きますよね。
頭の部分の重みを活かすことで、より強く釘が叩けるのと同様に、バットの重たいヘッドの部分が遅れて出てくることで、ヘッドの重みを活かしてボールが叩けるということです。
Aについては、バットのヘッドが残ってさえいれば、インコースのボールに対しても芯で捉えることができるし、@の要素と相まって強い打球も飛ばせます
基本的に、インコースのボールはピッチャー寄りでボールミートしなくてはいけませんが、インコースの速いボールはさらに速く振らなくてはならず詰まってしまいがち。
しかし『インサイドアウト』ヘッドが残っていれば、インコースの速いボールに対してもバットの芯で捉えることができうるということ
Bについては、ゆっくりと『インサイドアウト』のスイングをしてみればわかりますが、必然的にキャッチャー寄りの腕の脇が締まってきます。
脇が締まると、必然的に力が伝えやすくなり、スイングにも力が漲りますね
キャッチャー寄りの脇に着目しましたが、その時ピッチャー寄りの腕の脇が開いてしまってはアッパースイングになってしまいますから要注意。
この『インサイドアウト』の習得の仕方については、次回以降で
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