バッター(打者)は、自分の打順が回ってくるとバッターボックスに入り構える。
構えた際の軸足とその反対足の幅、つまりスタンスの幅について触れてみる
スタンス幅は、基本的には肩幅よりやや広めが基本だと言われています。
理由としては、構えからスイングしていく時に、軸足と反対の足を踏みこんで腰を回転させていくわけですが、肩幅くらいのスタンス幅からバッティングフォームをスタートするのが最もスムーズな腰の回転に繋がるから
スタンス幅を狭くしてしまうと、必然的に軸足と反対の足の踏み込み幅(ステップ幅)が大きくなるため腰の回転力が鈍化しかねませんし、頭部の上下動も発生しますのでボールを目で捉えづらくなる面もでてしまうかも
広くしてしまうと、当然膝が曲がり腰が下がりますね。
試しに膝を90°近くに曲げてバッティングフォームのように下半身を動かしてみればわかりますが、腰が回転しづらいですし、速く回転させようとすれば軸足に相当な負担がかかります
腰がスムーズに回転しなくては、力強いスイングはできませんし、そうなると鋭い打球は飛びません。
肩幅よりやや広めのスタンス幅であれば、狭すぎたり広すぎたりすることで発生するバッティングに対する不利益が少なく済むともいえるのではないでしょうか。
プロ野球や、最近日本人プロ野球選手が渡米することが増えて目にすることが多くなってきたアメリカメジャーリーグのバッターをみていると、全ての選手が肩幅よりやや広めのスタンス幅ではありませんね
2011年に入って本格化の兆しの見える北海道日本ハムファイターズの中田翔選手や、2010年のパ・リーグホームラン王のT−岡田選手などは、ほぼノーステップで打つこともありかなり広いスタンス幅だったりします。
そうなると、やはり自分に合ったスタンス幅を見つけなくてはいけません。
練習の際は、楽しんで色々なスタンス幅を試してみるのもよいでしょう
調子を崩した時は、スタンス幅に目をやることも復調の兆しになるかもしれませんね
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