野球におけるバッティングは、規定内のサイズのバットでピッチャーが投げるボールを打つこと
ボールを投げる際に、基本的なボールの握り方があるように、バッター(打者)が使うバットにも握り方があります。
【手の位置】
●構えた時に、「右バッターは左手が下・バッターは右手が下」になるようにします
●右手と左手は振れるくらい(若干離して持つバッターもいますが)
●右手と左手の指は絡めない(ゴルフでは絡めますよね)
【力加減】
●ギューっとは握らない(力の入りすぎにメリットは一切ありません)
●下の方の手(右バッターの左手・左バッターの右手)の小指・薬指・中指で握る感じ(この3本の指でバットを支える
●下の方の手の親指・人差し指は添える程度
●上の方の手(右バッターの右手・左バッターの左手)は、全体的に力を入れずに握る
ここまでの、【手の位置】【力加減】は共通事項。
そして、ここから書くバットの握る位置は個別事項です
【短く握る】
●下の方の手が、バットのグリップエンド(出っ張りの部分)から、数cm離れている
●グリップエンド一杯に持つよりも、バットのヘッド(先端の方)が軽く感じられるためバットコントロールが効く
●バットコントロールが効く半面、遠心力が低下するため打球は飛びづらい
●どちらかというとアベレージヒッター向きといえる
【長く握る】
●グリップエンドいっぱいに握る
●短く握るよりも、バットのヘッドの重みを感じ、遠心力がつく
●遠心力が強いためスイングの力が短く持つよりも強くなり、打球も強くなる(遠くへ飛ぶ)
●バットコントロールは、短く持つよりも効きづらい
●どちらかというと長距離バッター向きと言える
長く握るバッターで、グリップエンドの出っ張りも包むように握りこむバッターもいます。
これも、メリット・特徴としては【長く握る】と同様になります。
グリップエンドに手を引っ掛けるように持つか、グリップエンドを包み込むように持つかは、人それぞれ。
しかし、同じバットを使ったとしても、引っ掛けるか包み込むかで1〜2cmバットの長さが変わりますから要注意。
自らのバッティングタイプと、どの握り方が最もしっくりいくかを色々と試して、自分自身のバットの握り方を決めていきましょう
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