バッティングを行うのに必要な道具がバット。
その形状は規則で、「なめらかな丸い棒・最も太い部分の直径6.6cm以下・長さ106.7cm以下」という風に取り決めされています。
とはいえ、その規則の範囲内で形状は千差万別あります。
細かいバットの話は置いておいて、ここではバットの選び方についてです。
【長さ】
長さは、自分自身の体格(特に背丈と腕の長さ)と、バッターボックスに立つ位置によって変わってきます。
基本的にはアウトコース低めいっぱいのボールを、芯で捉えることができるかがポイントですね。
【重さ】
重さは、自分が最も振りやすい重さであることが基本。
重いバットは、スイングの際に遠心力が効いてきますから、軽いバットよりも打球が飛ぶもの。
軽いバットは、当然ながら振りやすいですから振りは鋭くなりますが、遠心力という点では弱まりますね。
重すぎると、体がブレたり、スイングが鈍くなったりします。
【芯の部分の太さ】
芯の部分が太いものは、必然的にボールに当たりやすいのですが、物理的にバットの核の部分へは距離が出ますから反発力という点では弱まります。
芯の部分が細いと、その逆で当たりにくいが、反発力は強いといえます。
【グリップの太さ】
バッターが実際に握る部分であるグリップですが、ここが太いとバットのしなり(そう感じるものではありませんが)がなくなりますね。
細いとしなりが出て、ボールへ伝わるパワーがUPするもの。
様々な面で書いてみたものの、申し訳ありませんが、最終的に手にされるバットは各バッター1人1人の感覚になります。
振りやすさというものは、概念で当て込むことは不可能ですから。
自分自身の体格や、バッティングのタイプによってバットを選ぶ根本的な考え方として、上記のようなことが参考にされてみてもよいのではないでしょうか
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