野球における”ボール球”は、「ストライクゾーンの外側を通過するボールで、バッター(打者)が見逃したボール」です
バッターの一打席が終了するまでに”ボール球”を4球投じてしまうとフォアボールになりますし、バッターが打ってこない”ボール球”が多いと、必然的にトータルの球数も増えていく一方ですから、”ボール球”はあまり好まれるものではありません…
しかし、『”ボール球”を、振らせる・打たせる』ことができれば、ピッチャーの投球術は飛躍的に伸びるでしょう
言葉でいうなら、「ストライクとボールの出し入れができる」ということ。
ストライクゾーンは、いわばバッターがバットの芯でボールをとらえることができる範囲ともいえますから、その外側のボール、いわゆる”ボール球”を好打するのは基本的には不可能。
その”ボール球”を意図的に、振らせることができれば、その結果は、高い確率で空振りか凡打かファールとなり、ピッチャーとしてデメリットが全くない投球になる
これを可能にするのは、効果的な配球と制球力
効果的な配球は、キャッチャーとの共同作業になりますし、うまく”ボール球”を振らせるには、ピッチャー有利なストライクカウントにし、心理的にバッターを追い込むことも必要です。
ツーストライクに追い込まれたバッターが、高めの速い”ボール球”に手を出して三振してしまうのは典型的な例と言えるでしょう
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