ピッチャーにとって、キャッチャーのもつキャッチャーミットは標的といえます。
「キャッチャーミットめがけて投げるだけ」というフレーズは、よく使われていますね。
ピッチャーの投球時における視線の取り方は、人それぞれ
キャッチャーミットに視線を集中して投げるピッチャーもいるでしょうし、漠然とストライクゾーンを捉えて投げるピッチャーもいるでしょう。
「キャッチャーミットから目を離すな!」と指導されたことがあるピッチャーもいらっしゃるかも知れませんが、ここも人それぞれといえるのではないでしょうか
一瞬、視線を標的から視線を切る方が投げやすい(制球がつけやすい)というピッチャーもいるはずです。
福岡ソフトバンクホークスの斎藤和己投手は、左足を挙げた時点でサード方向を見ることで、一旦視線を切ってから投げてました。
ただ、視線を切りすぎると、バッターの動き(例えばバントの構え)を察知できずに後手を踏む場合もありますから注意が必要です。
また、ランナー(走者)がいる際は、ランナーにも視線をやらねばなりません。
その視線だけでも牽制となりえますから
ランナーを目で牽制しつつ投球に移ることも一つのやり方ですし、キャッチャーを見ているところからスッと牽制を投じることも一つの方法でしょう。
そういった目での牽制を効果的に使えるようなれば、よりバッターに対するピッチングに集中することができます。
「目は口ほどにものをいう」とよく言いますが、視線もピッチングにおける武器と考えることができるでしょう
3か月で15キロも投球スピードが上がった特別な練習法はこちら

