僅差でランナーを三塁に背負ってのピッチング
無死・一死の場合は、相手の出方も種々想定できますね。
味方の守備陣も、相手打者のタイプや三塁ランナーの足の速さによって陣形も変わってきます。
三塁ランナーがホームに生還するパターンは、次の通り。
●ヒットを打たれる
●緩い内野ゴロ
●犠牲フライ
●スクイズバント
●ワイルドピッチ/パスボール
僅差ですから、当然ながら失点は避けたい。
見方がリードしているなら、『同点までなら…』と思えますが、同点か見方が追う展開の場合は1点も失いたくない
逆に相手は必ず点を奪いたい。
このシチュエーションで、ピッチャーが意識するべきは、三塁ランナーの動きを見ながら投球することと、ボールを低めに集めること。
コンスタントに牽制を挟むことでランナーの様子をうかがい、セットポジションからゆっくりと足を上げながら、目でランナーの動きを警戒しながら投球すること
もし、ランナーがスタートを切ったらスクイズバントですから、バッターの外側・高めのバットが届かないコースに外します
ランナーに動きがなければ、外野フライを避けるために低目にボールを投じましょう。
但し、あまりに低めを意識しすぎるとワンバウンドでワイルドピッチ/パスボールなどのバッテリーエラーの可能性もありますから要注意
いろんな意味でプレッシャーのかかるシーンですね。
となると、結局やるべきことはベストピッチ
「一点もやらない」と闘志を燃やすのか、「一点は仕方ない」と開き直るのかは、いろんなピッチャーの考え方ですが、守備陣を含めチームで失点を防ぐことを考えましょう
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