バッター(打者)に対して、ボール球を4球投じると”フォアボール(四球)”になります。
かしこまった言い方をすると、「”フォアボール”が主審から宣告されると、バッターは安全進塁権を得て、アウトになる恐れなく1塁へ出塁できる」ということです。
”フォアボール”による影響(敬遠という戦略的フォアボールを除く)には、次のようなものが挙げられる。
★ランナーが増える
★球数が増える
★野手のリズムが悪くなる
フォアボールは、ある意味ピッチャーのミス
これにより、ランナーが出ると自分自身の首を絞めることになりますし、フォアボールで出したランナーを気にしながらの投球は、ヒットを打たれて出したランナーを背負った場合よりも、精神的にきつい投球になっていくでしょう。
また、必然的に球数が増えますので、疲れも蓄積されていきます。
たとえフォアボールを出した後に、失点することなくそのイニングを切り抜けたとしても、守備の時間が間延びすることは、野手のリズムを崩し、攻撃陣への影響も避けられません。
フォアボールを出して、良いことは一つもないのです
特に、イニングの先頭打者へのフォアボールは避けたいもの。
2011年現在、楽天ゴールデンイーグルスの監督を務める、”闘将”星野仙一監督も、先頭打者へのフォアボールを最も嫌うそう。
なぜなら、失点の確率が物凄く高いから
統計があるわけではないのですが、この事実は否定できるものではないでしょう
野球はチームスポーツであり、チームのリズムを好転させていくのもピッチャーの出来次第
そのためには、コントロール(制球)の精度を高めることは必須となります。
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